臨床データ管理・解析部門

【  診 療 録 管 理・が ん 登 録 部 門 】

診療録管理室では診療録管理係4名(うち診療情報管理士3名)が、入院患者の傷病名、手術、処置、病理組織型、化学療法、がん患者血液検査結果、紹介医療機関など様々な診療情報を蓄積し、その質を管理しております。学会や研究等、必要に応じて解析・ 加工し情報提供しています。また、1993年より当院独自システムで院内がん登録を行っていましたが、2011年診断分からは、国立がん研究センターより提供の院内がん登録支援ソフトを使用し、全国集計・熊本県のがん登録統計のためのデータ提出を行っています。診療の質向上のきっかけとなるよう、厚生労働省がん臨床研究事業QI研究(診療の質指標)への参加も行っております。 診療録管理係4名(うちがん登録認定実務者3名)は、毎年、熊本県がん診療連携協議会幹事会がん登録部会主催の研修にも参加しており、がん対策への一層の充実のため、より精度の高いがん登録を目指しております。2018年診断症例を例に挙げますと、全登録件数は480件で、上位5部位は、大腸、肺、胃、膵、乳 房の順となります。4位の膵がんの比率が約12%であり、全国の膵がんの比率が約4%です。胆道がんでは、約6%であり全国の胆道がんの比率が約2%です。当院の膵がん、胆道がんは登録件数に占める比 率が高い傾向にあるのが特徴です。がん診断後の初回治療は、手術が最も多く約35%を占めています。また、消化器系では約 75%、肺はすべて鏡視下での手術を行っています。次に化学療法が多く約27%を占めており、手術との併施、放射線治療(連携医療機関での実施)との併施も行っております。化学療法は、肺がん治療の約50%実施しています。次に約12%が内視鏡治療であり、大腸がん・胃がん・食道がんの早期がんは、内視鏡治療が多く行われています。*全国の部位別比率は、国立がん研究センターの公表する部位別登録総数にて算出しています。

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