第3弾

第3弾

内尾土井クリニック

土井 俊德 先生

熊本地域医療センターとの関わり

 皆さんこんにちは。私は、妻と二人で熊本市中央区山崎町で内科の診療所をやっております。当院より近いこともあり、熊本地域医療センターには緊急検査依頼や診療依頼等への対応で色々と大変お世話になっており、感謝の念に堪えません。この場を借りて御礼申し上げます。
 さて、この度大学の同期の「ひぐち小児科・小児外科」の樋口章浩先生から「熊本地域医療センターだより」の「友達の輪~ Relay トーク」に何か書いてくれと頼まれました。診療は普通にやっており地域医療セン
ターの出動協力医も2ヶ月に一度真面目にこなしています。ただ、それだけで何も誇れるものはありませんが、現状としての地域医療センターとの関わりにつき述べようと思います。
 まずは、「出動協力医」。これは2ヶ月に1回ずつ平日の夜間と休日に熊本地域医療センターで外来診療をさせて頂いてます。60歳も近くなると平日の深夜23時まで診療するのは少々こたえますが続ける理由は「疾患の流行の種類と程度がわかる」という単純な理由です(他の病院のスタッフの動きを観察させて頂くのも自院の診療の糧になります)。体力が続く限り、出来るだけ協力させて頂きたいと思います。
 次に、「患者紹介」について。H19年4月に医院を継承してから R1年11月までの12年と8ヶ月の間に熊本地域医療センターへ紹介した患者数は481名(内科系384名、外科系97名)でした。中には、「この程度で」と思われる症例もあったかもしれませんが、「無床診療所」の当院の診療の支えとして安心感を与えて頂いておりますので今後ともよろしくお願いします。
 最後に、当院が関わった「患者の立場」から、熊本地域医療センターへ紹介した義父の「患者としての言葉」を御紹介いたします。義父は日頃は穏やで小言を言うのを見たことありませんでしたが「入院してから職員の方々には色々とお世話になり感謝している。ただ、予定の仕事が終わったら速やかに退室され積極的に用事を聞かれることはなかった。部屋を出る前にひとこと「ほかに何かありませんか?」と声をかけて欲しかった」と病院で亡くなった日に妻に話したそうです。自分で動ける状態だったら気にならなかったのでしょうが、酸素が低く動けない状態だからこそ思った事だろうと思います。忙しい中にも心にゆとりを持ち、常に患者の立場に立ち、在り来たりでなく心のこもった診療が必要なのだと改めて思いました。
 以上、私が熊本地域医療センターと関わっている現状で、「患者さん」の言葉も提示させて頂きました。次回は、大学のバスケ部の先輩である花畑クリニックの前田将臣先生にお願いしたいと思います。

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